こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
今日は
「帯締め(おびじめ)」
のお話をしたいと思います。
着付け必須アイテムのご紹介も7回目になりました。
「これがないと着付けできないでしょう」
という最低限の着付けグッズのご紹介です。
今までの小物を見ていただいてもわかるように
例えば「腰紐」であってもとってもたくさん種類があるんですよね。
初めての方や慣れていないと本当に迷ってしまいます。
着物屋さんに行っても着物初心者かなって店員さんに思われると、
高いものを進められて(もちろん、いい素材だからですが)
まだ必要ないなというものだったりします。
そういう時に相談できる着物の先輩がいるととっても助かります。
しかし、身近にそんな方がいらっしゃらない場合もあると思いますので、
すこしでもお役に立てたらいいなあ・・・と思っています。
わりと私の好みも入っていますので、そこを承知してお読みください(笑)
今日は
「帯締め」
のご紹介です。
その名のとおり帯を締めるものです。
これがないと帯が固定できず、だらりんとなってしまします。
そして、きもの姿の仕上がりを左右する大切な小物です。
きれいな帯の形を作った後に形が崩れないように押さえていくものなので、
強度も必要です。
帯締めは見た目の
「美しさ」
「強さ」
を兼ね備えた着物を着るときに欠かせない重要なものですね。
帯締めは「丸ぐけ」と組んである「組みひも」とに分かれますが
大きく3種類あります。
「丸ぐけ」 ・・・ 布に綿や手芸用の芯などをいれて縫い合わせて作られているものです。
「ぐけ」=「くける」とは縫い合わせるという意味があります。
「平組」 ・・・ 平らに組んであるもの。
「丸組」 ・・・ 丸く組んであるもの。
実際にどんなものかといいますと、
「丸ぐけ」
組みひもに比べて柔らかい雰囲気があります。
布の柄の選び方によってはカジュアルにもおしゃれなイメージにもなります。
「平組」
一番よく見かけるタイプではないでしょうか。
平べったい帯締めです。
こちらも色や模様によっては普段使いにちょうどいい、締りのいい帯締めです。
金銀糸を使ってあるものは訪問着や、形式ある場所にも使えます。
「丸組」
丸く組んであるタイプです。
こちらも、柄や色、太さによってカジュアルにも訪問着にも合います。
結びやすいので初心者の方にも向いています。
帯締めは、季節感のある夏用もありますが、色や印象で私は使い分けています。
わざわざ夏用を買わなくては、と思わなくても大丈夫だと思います。
そして、帯締めは結び方によって
「おしゃれに着こなす」
優れモノです!!
結びについてはまた改めて記事にしたいと思いますが、
いろんな楽しみ方がありますヨ。
振袖姿ではよく見かけられるかもしれませんがこんな感じ。
いろいろバリエーションがあって楽しそうでしょ!
こういう使い方もできるんですね。
結び方が難しそう・・・はは、確かに。
でも華やかで素敵です。
基本の使い方がわかれば、あとは結構適当に結べるようになって楽しめますよ。
ぜひいろいろ挑戦してしてください~!
私も新しいものや情報をとり入れて挑戦していきたいです ^^
お気軽着物ライフ楽しみましょ♡