こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
今日は
「帯揚げ(おびあげ)」
のお話をしたいと思います。
こんなのです ↓ ↓
「帯揚げ」って名前だけだと、どういうところで使っているものかわかりにくいですね。
「帯締め」なんかだと、
ああ、帯を締めるものか・・と文字通りでわかりやすいのですが。
はい、帯揚げってここの部分の小物です。
「帯揚げ」は帯枕に覆って使い、
帯枕や帯枕の紐を隠します。
特にこれで帯を支えているとか、
これがないと着崩れするというものではありません。
着物の脇~前身頃にかけて見せるおしゃれアイテムと考えてもいいと思います。
着物姿の中でも見える範囲は小さいので目立ちませんが、逆に
チラ見せ
のおしゃれが出来る部分でもあります。
そう、最近では振袖以外のところでは割と控えめに着付ける傾向があるようです。
まさしく 「チラ見せ」(笑)
ちらっと見えるだけなのに、色を変えるだけで印象が変わりますよ。
種類はいろいろあります。 一般的な使い分けとしては
フォーマル・・・淡い色使い
カジュアル・・・カラフル、柄入り、刺繍など
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フォーマル(礼装用)
色は1色も多く使われますが、ぼかしや金糸を施されたものがあります。
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カジュアル
ちりめんや色のはっきりしたものをおしゃれに使いこなす感じでしょうか。
こちらはちりめん。
更紗地紋の帯揚げ。おしゃれですね ^^
こんな刺繍も可愛いですよ。。
カジュアルではそのほかに、スカーフなどで手作りして使うこともできます。
絞りもあります。
絞りは普段でももちろんいいですが、ボリューム感があるので
振袖にもよく使われますね。
私はフォーマルでも普段でも見せ方を変えて使っています。
振袖の場合は、存在感をだして使います。
着物はもちろん、帯や帯締めも彩る華やかな印象を与えてくれます。
普段はちょっと控えめな「帯揚げ」。
ちらりと見えてきらりと光る
ポイントアイテムとしてぜひ活用してくださいね。
今日も楽しい着物ライフで、良い日になりますように~!