こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
今日の着崩れしないポイントは、
「姿勢」
です。
着付けの仕方、ポイント~ではありません。すみません~
でも大事なんです!
着つけているところ~着た後までの
「姿勢」
です。
「姿勢よく」
とよく言われますが、どんな感じがよいとおもいますか?
これはまだ劇団の研究生だったころよく言われたころです。
その時は日舞や狂言もやっていましたから、着物を着た時の姿勢を学んでいました。
そして着物を着た時だけでなく、ダンスの時、発声の時の姿勢とも共通しています。
基本は頭のてっぺんから糸が出ていて上から吊り下げられている感じ。
操り人形のイメージです。
そしてあごは引く。
それを意識するだけでずいぶん違ってきます。
もう一つのやり方は、壁に背中をぴったりとつけてみてください。
そしてそのまま壁から離れる。
どうですか?
ちょっとのけぞっている感じがしませんか?
これがまっ直ぐなんです。
日舞の時も、腰を入れて、ちょっと重心を後ろにもっていくという、なんとも不安定な感じが
基本の姿勢になります。
日常生活って、前に前に意識を持っていくことが多いですよね。
知らず知らずのうちに重心が前に来ていて、それが普通の姿勢になっていると考えられます。
よい姿勢って
思ったより後ろに重心がくる
そう思ってください。
はい、そして着物のとき。
着付け中の時も姿勢を意識してみてください。
この時に猫背だったりすると、最初から崩れてしまいます。
そして帯を付けた時、とくにお太鼓をしているときは背中に意識を持っていきやすいです。
ちょっとお太鼓によっかかる感じ。
これだけで違いますよ~。
着物を着て出かけた時、電車や、椅子に座ったとき、もたれていますか?
「お太鼓がつぶれるから背もたれにはもたれない」
私が習った着付けの先生はそうおっしゃっていました。
お茶の先生もそうでした。
やはりみなさん意識されているんんですね。
私も聞かれたときは、そう答えていますけど(笑)
お太鼓がつぶれたり、形が崩れてしまうことが多いですからね。
お友達と出かけていて、直してもらえるようなら、もちろんそれがいいですね!
でも、着崩れたら自分でなおせるのが一番です。
その前に着崩れしにくい方法は、まず
姿勢よくするということです。
これができると簡単でしょ!
着崩れしない
姿勢もよくなって、印象もよい。
肩もこらない!
いいこと尽くめ。
しかし現代人は前のめりの生活で筋肉が緩んでますから、この良い姿勢を保つのは結構しんどいです(^^;
最初の一歩!
ちょっと意識するだけで変わってきますので、まずはトライしてみてください ^^