こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
以前「着付けに必要なアイテム」のカテゴリの中で
帯枕について書きました。
今日はその帯枕の付け方で気になったことがあるので書きたいと思います。
「帯枕」
は基本的には帯結びの「お太鼓」の形を整える必須小物です。
この「帯枕」を帯にどう添わせるかで、お太鼓の形がうまくいくか決まっていきます。
レッスンをしていく中で、
「どうしてもお太鼓が下がってくる」
と言われることがあります。
最初に考える原因としては
帯枕の紐がしっかり結ばれているか、ということになります。
これがうまくできていなければ、しっかり結べばいいわけですから、すぐに解決します。
しかし、ほとんどの場合、ここはちゃんと結べています。
さて、じゃあどこに問題があるのでしょうか。
ひとつは
腰に回してある帯の上部に帯枕が乗っているか
ということです。
帯枕をよっこいしょ、と背負うときに帯の上線にのせます。
こうすることで、帯がストッパーの役目になり下がりにくくなるのです。
そして、帯枕をのせるときの姿勢も重要です。
上半身を少し斜め前に倒して(できれば姿勢よく!=ここ大事)
背中に帯枕との「密着感」を感じる。
そして、帯枕の紐を脇から斜め下に持ってくるようにしてしっかりと引っ張ります。
この「引っ張り」が重要です。
ここでのポイントをもう一度まとめますと、大事なのは
密着感
引っ張り
です。
そうすることによって、背中にそった美しい帯山の形が出来ます。
そしてずれません^^
いかがでしょうか。着物を着た時にぜひチェックしてみて下さいね。
そして、ここまで読んでくださった皆様におまけのポイント!!
美しく形つくられた帯山を安定させるには・・・
しっかりと結んだ帯枕の紐は帯の中に入れますが、
みぞおちあたりにグイっと、
これまた下に押し込むようにして入れ込みます。
これをやることによってさらに崩れにくく、形が整えられますヨ。
ぜひ試してみてくださいね。^ ^
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