こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
今日は
「足袋」
のお話です。
着付けの最初の手順として最初に履くのが
足袋
です。
着付けを習いたての頃は、履くのをよく忘れていました。
途中で、先生に見つからないように履くのですが、
着付けの途中なので、着崩れちゃうんですよね~(^^;
ですので、足袋は最初に履きましょう~!!
着物を着たことがある方ならみなさん、足袋は履いたことがあるはず。
一番よくみられるのはきっと「白足袋」だと思います。
種類もいくつかありますのでご紹介します。
〇綿足袋
もっとも一般的で、みなさんの持っている足袋のほとんどがこれだと思います。
〇ストレッチ足袋
ポリエステルなどの化学繊維が入っているもので、伸縮性があります。
足袋を履きなれていない方はとても履きやすいと思います。
外反母趾など、綿足袋が履きにくい方にもおすすめです。
そのほかに、正絹足袋もありますが、これは婚礼衣装などで使われるので、
一般には馴染みがないと思います。
足袋には、留め具がついています。
こはぜ
と言います。
ここに、サイズが書いてあります。
だいたい4~5個ついているものが一般的です。
たくさんついていると足首部分が長くなるので、労働用の地下足袋などに用いられています。
こはぜで足袋を固定させるのですが、足袋のシワを伸ばしてすっきりきれいに見せてくれます。
色についてですが、冠婚葬祭などのフォーマルな場所や、お茶席などでは
白を履きますが、どこの場所でも白はOKです。
現代がそうなので、そういうもんだと思っていたら、昔は日常は色足袋が普通だったようです。
シワもなくピタッと白足袋を履いていたら格好いいですよね。
茶道をやっていた時は足袋は小さめ(自分の足より0.5センチ小さめ)を履いたらいいよって言われていました。
ブカっとなっている足袋はカッコ悪いということです^^;
時代劇をやるときは、武家さんとか位の高い女性しか白足袋は履きませんでした。
一般庶民、働く女性はエンジ色、黒っぽい色を履いていました。
今ではおしゃれでこんな色を使うことがありますね。
街着などと合わせるなどのカジュアルな画面ではいろいろな柄物があります。
こんないっぱい柄が入ったものも。
レースもあります。
なんだか楽しくなってきます。
カジュアルな小紋や、紬、木綿、ウールなどとデザイン足袋でお出かけもいいですね!
清潔感のある
「白足袋」
おしゃれを楽しむ
「色足袋」
「カジュアル足袋」
ぜひ、お好みの足袋を見つけてみてくださいね。
それから、足袋を履いたことがない方は
「履き方がわからない」とおっしゃいます。
ごもっとも。
こちらの動画をご覧ください。