こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
昨日、着物に必須なアイテムとして
足袋
のお話をしました。
足袋の種類や用途についてのお話はこちらから ↓ ↓
その足袋ついでに今日は
「足袋ってアイロンをかけるのー?」
というお話です。
今日はその足袋のちょっとした質問を受けたので
そのお話をしようと思います。
みなさんは足袋にアイロンをかけていますか?
足袋がきれいだと足元がしまって見えて美しいものです。
シワシワだと気になりますよね。
私は基本かけません。
足袋は使ったら、汚れている部分があれば、そこを軽くもみ洗いします。
そして、洗濯機でネットに入れて普通に選択しちゃいます。
特に汚れがなければ、そのままネットに入れて洗濯機へGO!
そのあとの干し方で違ってきます。
ネットから出したら矢印のようにピシッピシッと伸ばします。
横も矢印のように伸ばします。
そして仕上げに
パンパンとたたいて、干します。
それだけです。
そうするのとしないのでは乾いた後が全然違ってきます。
伸ばしておくだけでいいなんて簡単でしょ。
少々のシワは履けば伸びますし。
ストレッチ素材のものはシワにならないので、そのままで大丈夫です。
綿素材のものは、シワシワのまま干すと、乾いてもシワシワです(笑)
ちょっとの手間でアイロンいらずですよ。
足袋を選ぶ時の基本で
ちょっと小さめを選ぶ
というのはお茶をやっていた時に先生に教わったことです。
小さめを選ぶことによって履くと足にぴたっと張り付くようになりとってもきれいです。
少々のシワも気になりません。
小さくて足の指が痛いんじゃないかな・・・と思いますが
良い素材を選ぶと履いていると足になじんできます。
でも、これはお好みなのでご参考までに^^
先ほど、「伸ばして干す」とお話しましたが、ものすごーく使い込んだ足袋は別です。
何年も使っていると親指から破れてきます。
そんな足袋を私はいくつか持っています。
そこまで履く人はなかなかいませんよね
私は、そんな使い古した足袋を芝居の稽古の時に使う、稽古として持っているもんですから(笑)
あと、うちでちょっと履く普段用に。
話がそれましたが、そういう使い古した足袋は干すときに伸ばしてもなかなか伸びないものもあります。
破れるとこまではいかなくてもちょっと年季の入ったものとか。
そんな足袋を普段着で履く場合はアイロンをかけることもありますね。
しかし、普通は先ほど言ったように干すときに伸ばせば大丈夫です。
ぜひやってみてくださいね!