こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
みなさんは、お太鼓を結ぶ時は
ねじる派?
ねじらない派?
こんなことを書いても帯結びをまだ知らない方にはちんぷんかんぷんでしょう。
すみません。
でも、知っている方は「!」と思ってくださる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、それぞれの結び方の特徴をご紹介したいと思います。
お太鼓を作るときはまず1回帯をまわしてしっかり安定させますね。
そしてもうひと巻き。
2回まわしてから、手の方とタレの方の帯を持って、、ここから!です。
うちの教室でやっているのは「ねじる」やり方です。
では「ねじる」のと「ねじらない」やり方はどう違うのでしょうか?
〇ねじる結び方
こちらは右手と左手の力加減がやりやすく、初心者の方でも
比較的早く上手に結べるようになる傾向があるようです。
ぐっと締まる感覚もあり帯も安定します。
固めの帯は力が入りにくく、難しいこともあるかもしれません。
柔らかい帯に向いています。
〇ねじらない結び方
こちらはねじる代わりに折ります。
折って仮ひもを使って仮止めをします。
折ることで余計なふくらみがなく、形がきれいに決まりやすいと思います。
帯を痛めたくないとか、厚手の帯に向いていると思います。
人の着付けをする時は一つ結ぶことが多いですが(上記の2つのやり方とはまた違います)、自分でやる場合には
ひとつ結びは難しいのでこういう風に結んでいきます。
うちではねじっていく方法をやっていますが、それは
私が最初に習ったやり方でやりやすかったから!
結び方もそれぞれ。
どっちがいいとか、正しいとかはありません。
ご自分が一番やりやすいように。
しかし多くはめぐり合ったやり方で、結んでいくことがほとんどでしょうね。
そう考えると、着付け方もそうですが、めぐり合い、ご縁ということですね!
着付けは何回もやっていると、手が覚えてきます。
不思議ですが、何年かやらなくても、その当時やっていた手順で手が動くんです。
ちょっと忘れていても、何回か繰り返すと思い出します。
おお~!!って。
子どものころ自転車に乗れるようになっていれば、
大人になっても乗れるように、ね(笑)
結べない方もぜひ挑戦してみてほしいです^^