こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
今日は「後ろ姿」について!のお話です。
洋服だってそうですが着物姿で背中が美しいのはいいものです。
せっかく着付けてもなんだかぶよぶよ・・・シワシワ・・・ってことありませんか。
あとからしわを伸ばすことももちろんできますが、
また動いているうちにシワシワ・・・となってくることも多いです。
この「シワシワ」は実は
中の長襦袢の着方に原因があるかもしれません。
長襦袢を着るときに背縫いをまっすぐにして、整え衿元を決めていきます。
紐や伊達締めで結んでいきますがその時に
一緒にしわも伸ばしていきます。
ここポイントです。
紐を回すときに一緒に、人差し指ですうっと紐と一緒に背中をなぞるように回すのです。
あとは2つの動作をやるだけで違ってきます。
① 背中のシワ、たるみをなるべく脇へ持っていきます。
ククッと伸ばします。
② 背中のシワを真下に引きます。
①横に引っ張り、②縦に引っ張る。
着物ではよくやっていたかもしれませんが、長襦袢でもやるのとやらないのでは
たるみが違ってきます。
最初の「人差し指で紐と一緒になぞるようにしわを取りながら回す」というのは
ちょっと難しいかもしれませんので、出来なくても大丈夫です。
後の①と②が出来ていればずいぶん違ってきます。
そして長襦袢で出来たら、着物を着た時も同じことをやっていきます。
①横に引っ張り、②縦に引っ張る
です。
シワは全部、伊達締めの中と脇に持っていきます。
背中同様に前も同じです。
背中のシワやたるみは老けて見えたり、着崩れの原因にもなってきます。
すっきりした背中は見ていても気持ちがいいですね。
とっても難しいかもしれませんがぜひチャレンジして見てください。
背中美人になってあなたの美しさを引き出していきましょう ^ ^