こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
「草履や下駄は身体にいい」
と聞いたことがありますか?
うちの子供たちも小さいことは子ども用の草履を履かせていましたよ。
幼稚園で草履を履かせているところがあるのを聞いたことがあります。
昔の人は普通に履いていた草履。
今は洋服生活になって一番身近なのは「ビーサン(ビーチサンダル)」くらいでしょうか。
教室にも布草履を置いてあります。
これは役者の先輩のお母さんの手作りですっごく履きやすくておすすめです。
もう何年もいろんな布草履を履いていますが、私の中で現在のトップクラスです♡
販売していますので、良かったら手に取ってご覧ください。
さて、ではどこが身体にいいのか見てみましょう。
足を締め付けない・・・外反母趾の治療に効果的だといわれますが、足の指を締め付けないことが良いそうです。なにしろ、靴のように覆われていませんから!締め付けようもないわけです(笑)
偏平足に効果・・・足全体に体重がかかるので、土踏まずが形成される。最近子供も「土踏まずがない」と聞きます。特に女性のおしゃれ靴はヒールのあるものが多いです。そうするとかかとに高さがあってつま先に向かって体重がかかり、足の裏全体に均一に体重はかかりませんね。私はしょっちゅう魚の目が出来て痛い思いをしていました。
血行が良くなる・・・足の指で鼻緒を挟むことで指の運動になり、血液の循環をよくしていく。足の末端から足の筋肉を使うことでさらに脳の働きもよくする。
なんとなんと!
こんなにいいことがあったんですねー!
子どものころから草履や下駄を履くのってとてもよさそうです ^ ^
確かに鼻緒を足の指でつかむことは身体にいい、って聞いたことはある方も多いのでは。
現代人は足の指を使うことがないので指を動かせなくなっています。
私も演劇の稽古や踊りで足の指を動かしますが、それがなければ動かすチャンスはないかも。
自分の身体にも鈍感になってきているってことですね。
このホームページの中の記事で
にも少し草履や下駄は身体に良い、というお話をしていますのでご覧ください。
草履や下駄を履くと足が伸び伸びとする感覚があります。
そうなるともう窮屈な靴が履けなくなってしまいます。
田舎に来てからヒールのある靴はほとんど履きません。
そうすると足の形が変わる?せいか昔履いていた靴が履けなくなっているんです(><)
それだけ靴に足をぎゅっと入れて形に合わせていたんですね。
外反母趾はそのせいなんでしょうけど。今では魚の目は全くできません。
人の身体ってすごいですね。
その環境に合わせようと一生けん命適応させようとする。
だから、身体に我慢させてしまって、そのしわ寄せが身体や精神的ストレスとなって後々病気を発症してしまう。
身体の声を聴いてあげなくちゃ、ですね。
着物をまとう、ということはそういうことなのかもしれないと思うようになりました。