こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
この前、久々に実家に帰ってきて祖母のタンス開きしてきました。
もう祖母は二人とも亡くなっているので、二人分の着物が詰まっているタンス。
以前から気になっていたのですが、いよいよ開くことに。
母はだいぶ整理した、と言っていましたが、出るわ出るわ!!
黒留袖が2枚あったり(普通は1枚で十分ですよね)、喪服、材質のよくわからない着物たち。
昔のものだからみんな絹?かと思いきやポリが混ざっていたり。
帯も出てきました。
母も一緒に見てもらったんですが、疲れ切っていました。
部屋いっぱいに広げた着物や帯たち。
見るだけでも疲れるー(泣)
そんな感じで見つけたのが木綿の着物。
最初の写真の青の着物
濃いブルー欲しかったんです!!
今まで持っていたのは水色ぽかったり、ちょっとくすんだような色だったり(それはそれでいい味わいの色なんですが)
はっきりした色の着物が着たいなあー、思っていてまさに出てきましたよ~!!
わーい、わーい。
あまりにも着物、帯はあって全部は持って帰るのは不可能。
収納場所もないし、厳選して持ち帰ることにしました。
さて、木綿やウールの着物は普段着の着物として認知されていると思いますが、よくわからない方もいらっしゃるかもしれません。
大手の着物屋さんの着付け教室はふだん着きものについてはほとんど講習がないって聞きました。
まあ、圧倒的にフォーマルな場で着物を着る人が多い現実、持ってないって方も多いでしょうね。
呉服屋では木綿の着物を探すのは大変、と聞いたこともあります。
リサイクルショップでぎりぎりあるか・・・と。
ネットでは検索すればたくさん出てきますが、手に取ったり身体に当ててみたりしたいですもんね。
そんな木綿の着物。
木綿着物は裏布がついてないんですよ。
じゃ、単衣の着物ってことで着られる時期って6月と9月なの??
いえいえ、木綿やウールの着物は裏地がついてないのが普通で、
真夏以外は通年着られます
なんと便利な!
仕事着として木綿の着物をいつも着てる方もいらっしゃいます。
絹の着物と違って軽いので動きやすいんですね。
それに自宅で洗えるので汚れも気にしなくていい!
でもやっぱり裏地がないので真冬は寒い?!かも。
それに6月とか残暑厳しい9月あたりも暑苦しく見えるかもしれません。
色や柄にもよると思います。
そこでおすすめ。
一番着やすいのはやはり、春(3~5月)とか秋(10、11月)の過ごしやすい気候のころでしょうか。
その時のご自分の体感でいいと思います。
今、木綿の着物はおしゃれにいろんな柄が出ているので
ふだん着物には最適だと思います。
ほんと、おしゃれなんですよ。生地を見ているだけでワクワクしちゃいます。
真夏以外はほぼ通年着られる木綿着物。
どんな場面で着るか、どんなふうに便利なのか、次回はもっと詳しく語ってみたいと思います。
KIMONO-gokoro流 らくらく木綿着物を語る
お楽しみに。
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