こんにちは~!
お気軽着付け教室KIMONO-gokoroの椿留美子です。
着物で出かけたくない日ナンバー1は
雨の日
ですよね。
お出かけが決まっていても、無理に着物でなくてもいいのなら
「急きょ洋服にかえた」
という経験がある方もいらっしゃるのでは?
ふだん着物の綿などの洗える着物ならともかく、絹の着物が濡れたら厄介です。
そして、どうしても着物でという日は結婚式だったりして
絹の着物を着ていくことが多いものです。
梅雨の時期はいつ降りだすかわからない・・・なんて日もあります。
今日はどうしよう、と迷う日もあり気をもんだりして。
あと、雪もちょっと考えものです。
雨はまだ雨用の草履や下駄がありますが、雪に雨用の草履は向きません。
とくに積もっているところを歩く場合は専用の
雪下駄
というものじゃないととんでもないことになります。
ここまでは持っていない方が多いでしょうね。
今日はその雨の日に「歩く」ということに焦点を当ててお話したいと思います。
雨の日に着物で出かけて一番気になるのが
雨や泥はね
丸洗いできる着物ならまだいいとしても正絹の着物なんぞきていたら心配。
そのために雨コートというものもあるんですが、耳寄りな話を聞きました。
それは
歩き方
です。
歩き方で雨のはね方が違う??
ではどんな歩き方なんでしょう。
実は、草履や下駄はつま先から歩くんですって。
靴は基本かかとから踏みしめますよね。
靴に慣れている私たちは、どうしてもかかとから出てしまいがち。
でもそうするとどうしてもパタパタと音を立ててしまう。
つま先から歩くメリットは
1。音を立てないで歩ける。
2。長く歩くことができる。
3。雨や泥をはねにくい。
この3ですが、跳ねるのはつま先の部分だけ。
全体にバシャバシャかからないんですって!
これは雨用の草履ですが、カバーがあるのはつま先部分のみ。
なるほど、ちゃんとした歩き方をしていれば、
つま先をガードするだけで大丈夫なんですね。
理にかなってる!
まあ、まずつま先から歩くっていう練習をしなければいけませんね。
美しい歩きかたをしたいものです。
そこから! 笑
梅雨の時期、雨を見ながらそんなことを考えた日でした。
それでは!